日本ではミックス犬(ハーフ犬)と呼ばれている犬種も、アメリカではデザイナーズドッグと呼ばれているようです。デザイナーズドッグはアメリカでも人気の芸能人が飼いはじめたことから人気が出て、ブームになっています。
日本と比べて、アメリカではデザイナーズドッグを雑種扱いして、純血種よりも下に見る人も少なく、飼い主が飼育放棄した犬たちを保護する活動も盛んです。シェルターから子犬を引き取って飼う人も多く、デザイナーズドッグをショーに出したりする人もいるのです。
日本のミックス犬は小型犬が人気ですが、アメリカではレトリーバーなどをミックスした中型犬~大型犬の犬種が人気のようです。
デザイナーズドッグが急に人気になったのは、1990年頃からとのこと。女優のユサ・サーマンがパグル(パグとビーグルのミックス)を、歌手兼女優のジェシカ・シンプソンがマルプー(マルチーズとプードルのミックス)を飼ったことも、人気の火付け役になっているのかもしれません。
また、あるメディアが「雑種」と呼ばれていたのを、デザイナーズドッグとおしゃれなキャッチコピーで呼んだことから、お洒落な印象に変わったことも大きいですね。
その後、日本でもデザイナーズドッグはミックス犬(ハーフ犬)と呼ばれるようになり、日本の犬文化の中でも、しっかりとした地位を築いてきました。
アメリカでも日本でも、デザイナーズドッグ(ミックス犬)に血統書を発行する団体も出てきましたが、主流になっている団体から新犬種として認定されるには時間がかかりそうです。
しかし、血統書にこだわらない飼い主さんたちの間では、アメリカでも日本でもミックス犬の人気が急上昇しており、どんどんミックス犬を飼う人が増えています。きっと、ブリーダーの努力で、新しい犬種として認められるミックス犬も増えてくることでしょう。

